院内での様々な感染症の伝伝播を防ぐことを目的に、感染管理チーム(ICT)に所属し活動を行っています。患者さんに感染のリスクを与えない安全なケアが提供できるよう、現場ラウンドや院内研修を通し、職員指導も行っています。また病院内にとどまらず、地域に住む皆さんの感染症予防や対策にも視野を広げて、今後も活動を継続していきたいと考えています。
皮膚・排泄ケア領域(創傷・ストーマ・失禁ケア)の専門的な知識を持ってスタッフ教育や患者様へケアの指導やアドバイスをおこなっています。院内では褥瘡チーム、排尿ケアチームの一員として活動しています。
また、入院患者様だけでなく外来患者様へ褥瘡の管理・対策の相談に応じたりもしています。看護外来としてストーマ外来を担当させて頂き、一人ひとりの患者様が退院後も不安なく、その人らしい生活を送れるようなケアの提供をおこなっています。
特定行為研修(創傷管理関連)を修了し自分でできることが増え、やりがいを感じています。
2005年にがん性疼痛看護認定資格を取得し、緩和ケアチームの立ち上げに携わってきました。チームの専従活動を通して学ばせていただいたことや、院内外のネットワークを基盤に、現在はがん相談の立場から患者さま、ご家族さまの抱えるつらさの緩和や、治療・療養に関する意思決定のサポートを行っています。数多の患者さま、ご家族さまとの出会いで教えていただいたことを今、目の前で悩み苦しんでいる方にお伝えすることも自身の役割と認識し、人と人を繋ぐことを日々意識して頑張っています。
外来治療センターでの勤務を経て、令和7年1月からは緩和ケアチームで活動しています。
がん薬物療法での副作用を確認し、安心して治療を受けることができるよう、また、苦痛の緩和を図りながら、その人らしい生活が送れるよう努めています。
手術室は患者さんや家族にとって、一番緊張する場所です。希望や不安などいろいろな思いを持って手術を決断されると思います。「初めての手術で怖い」「前に手術をして痛かった」「手術ってどんなことをするの。」などいろんな思いがあると思います。その色々な思いや相談をお聞きし、少しでも安心して手術が受けられるようにサポートさせていただきます。患者さんだけでなく、ご家族のお話も是非お聞かせ下さい。
集中治療室には、手術後や緊急入院となった生命の危機的状態にある患者様が多く入室されています。集中ケア認定看護師として、集中治療室に入室される患者様の重篤化や二次的合併症を予防し、早期に回復して、患者様やご家族が望む生活を送ることができるように日々看護を実践しています。また、集中治療室における早期離床リハビリテーションチームの一員としても、他職種と連携しながら、活動しています。
集中治療室と聞くと、不安に感じる患者様やご家族の方が多いと思いますが、患者様やご家族が安心して安全に治療をうけることができるように、日々丁寧な対応や信頼を得られる看護を心がけています。
認知症の方は入院によって環境が変化することで、様々な不安を抱えていると言われています。
認知症看護師として認知症の方の声に耳を傾け、ニーズをとらえた看護を実践することでその方らしい生活を継続していけるように努めています。
地域の急性期病院として、近隣の認知症の方や家族の方がこれまで以上に安心して治療してもらえる場になるように努めています。
入院治療を受ける中で心の不調をきたした患者さんに、精神面へのケアを目的に精神科リエゾンチームの一員として活動を行っています。
身体疾患の治療中に精神症状が出現することで治療やケアがスムーズに行えなくなると、苦痛や負担が大きくなっています。できるかぎり患者さんの訴えに耳を傾け、すばでケアするスタッフと共に悩み考えながらより良い看護を実践していくことを目指しています。
また、看護スタッフのサポートを行うことで心理的負担が軽減できるよう取り組んでいます。
慢性心不全看護認定看護師は、心不全患者さんやそのご家族のQOL(Quality Of Life:生活の質)の向上に向けて、専門的な知識や技術をもって支援する役割を担います。
心不全患者さんが上手く病と折り合いをつけながら、その人らしく生活や療養ができるように、多職種と連携しながら日々看護を実践しています。また、院内だけでなく地域とも連携をとり、心不全患者さんの在宅療養支援にも努めています。