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電子カルテとは
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  電子カルテとは (2011年7月)

●当院の電子カルテは2004年10月12日から富士通EGMAIN-EXのノンカスタマイズ版(愛知県の安城更正病院version)を運用開始し,2010年9月21日からはEGMAIN-GXのノンカスタマイズ版に移行しました.なお,内視鏡や心電図などの部門システムは電子カルテとの重複部門をカットし,導入費用を抑えるようにしています。

●運用に工夫を凝らし,ベンダーと直接交渉しながらマイナーチェンジを繰り返し,業務の効率化,情報共有を主体とした医療の質向上を目指しています。医療従事者がもっとも使いやすいシステムを選択して導入したことにより医療活動全体が活性化し,業務の見直しや物流システムと電子カルテの連携による医療消耗品の整理,人の配置変換,入退院やベッドコントロールの調整,完全予約制による外来患者の混雑解消と駐車場の効率的運用などにむずついています。

●電子カルテの導入に際しての問題点の解決や効率的な運用とはどういったものかについてのノウハウを学ぶまでには相当な苦労がありました。「電子カルテ導入をお考えの方へ」では,ハードウエアばかりではなく,もっと重要な運用面の工夫とスタッフのモチベーションの高揚などに関してもご参考になれば幸甚に存じます。

■当院の電子カルテの特徴

電子カルテシステム 富士通社製EGMAIN-EX
PACS 富士通社製から2010/9/20にPSP社へ移行
内視鏡 オリンパス社製
心電図 日本光電
ホルター心電図 福田電子
栄養 丸善
病理 インテック
輸血 オーソ
物流 富士通社製
透析 東レ 2008/4/1〜
呼吸機能 チェスト
地域医療連携システム 富士通HOPE地域連携
心理テスト -

※ICUはほぼ電子カルテで運用していますが,CCUは経過表のみ紙運用にしています。リハビリの部門システムは導入していませんが,一般診療科の電子カルテで運用しています。

■当院の電子カルテの導入費用
一般に電子カルテの導入費用は病院収益の1〜2%以内といわれています。電子カルテはもっとも身近な医療器具ですが,夢のようないろいろな要求を盛り込んだり,コスト効果比に見合わない高額な電子カルテや部門システム,ハードウエアを導入したりすると,規模や開発期間・コストが予想外に膨らむことがあります。また,独自のカスタマイズはシステムダウンの危険性を高め,将来のシステムversion-upから取り残されてしまいます。当院のシステムは現実的な構成と運用の工夫で,導入費用を極力抑えています。この点は経営上極めて重要な点です。