当院耳鼻咽喉科では、平成12年から新生児聴覚スクリーニング後の精密検査を行っています。特に県内初の、新しい聞こえの検査であるASSR(聴性定常反応検査)を導入し、精度の高い検査を実施しています。
聴性定常反応検査(ASSR)
平成21年3月〜平成22年3月実施人数(計166名)
当院では平成20年1月より県内で初めてASSR(聴性定常反応検査)が稼動しております。ASSRは、音に対する脳波の反応を測定し、中低音の聴力も精密に測定できることが特徴です。したがって、補聴器装用が必要なお子様に、どの程度の増幅が必要なのかを他覚的に知ることができます。詳しくは耳鼻咽喉科医までご相談ください。
※思春期のお子様に見られる心因性難聴の診断にも有用です。
当院は新生児聴覚スクリーニング後の精密聴力検査機関です
(日本耳鼻咽喉科学会指定)
〜リファー(要再検査)となったお子様の検査をきこえの検査を実施しています〜
耳鼻科医師診察後、言語聴覚士による聴覚言語発達リストやBOA・CORなどの聴性行動反応観察の他、ASSR(聴性定常反応)・ABR(聴性脳幹反応)を行っています。
特にASSRは県内で初めて導入されました。ABRでは分からない周波数別の聴力を推定できますので、補聴器の必要な方には、適切かつ他覚的に調整が可能です。