金沢医療センター
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腎・膠原病内科
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  腎・膠原病内科の紹介

● 腎臓内科
 主に慢性腎臓病(CKD)と急性腎障害(AKI)の診療を行っています。
 慢性腎臓病(CKD)は,慢性に経過するすべての腎臓病を指します.その患者数は1330万人(20歳以上の成人の8人に1人)いると報告されており,新たな国民病ともいわれています.生活習慣病(高血圧,糖尿病など)やメタボリックシンドロームとの関連も深く,誰もがかかる可能性のある病気です.腎臓は体を正常な状態に保つ重要な役割を担っているため,慢性腎臓病(CKD)によって腎臓の機能が低下することで,さまざまな病気(特に心臓病)のリスクが発生します.定期的に健康診断を受け,尿検査,血液検査,血圧測定を行うことが慢性腎臓病(CKD)の早期発見につながります.特に尿蛋白陽性の方は要注意なので,病院で詳しい検査を受けるようにしましょう.  急性腎障害(AKI)は,数時間から数日の間に急激に腎機能が低下する状態です.尿から老廃物などを排泄できなくなり,それに伴って体内の水分量や塩分量などを調節することができなくなります.早急に原因を明らかにしてその治療を行うとともに,透析治療などで体のバランスを整える必要があります.急性腎障害(AKI)では,尿量の減少,むくみ(浮腫),褐色調の尿などを認めます.急速に浮腫が出現し,それに伴って体重が増加するようであれば病院で詳しい検査を受けるようにしましょう.

● 膠原病内科
 関節リウマチ,全身性エリテマトーデス,混合性結合組織病,多発性筋炎/皮膚筋炎,強皮症,血管炎症候群などの膠原病,膠原病類縁疾患として,シェーグレン症候群,ベーチェット病,成人型スチル病,リウマチ性多発筋痛症などの診療を行っています。
 膠原病では,発熱や発疹,関節の痛みなどを認めます.このような症状が持続する方は病院で詳しい検査を受けるようにしましょう。

● 高血圧
 高血圧とは,安静状態での血圧が慢性的に正常値よりも高い状態をいいます.高血圧になると常に血管へ負担がかかるため,血管の内壁が傷つき柔軟性がなくなることで動脈硬化を起こしやすくなります.動脈硬化が進行すると,脳卒中や心臓病、慢性腎臓病などの重大な病気につながります.高血圧基準の140/90mmHg以上が持続する方は医療機関を受診しましょう。
 当科では,なかなか血圧が下がらない場合や高血圧の合併症などを検査する際に地域医療機関からご紹介を頂いて診療を行っています。