■成人化した小児疾患への取り組みと課題
小児期から成人へと引き続いていく慢性疾患、小児難病疾患が多数あります。神経疾患、腎疾患、アレルギー疾患、循環器疾患、内分泌代謝疾患、神経疾患、先天異常、発達遅滞さらに心身症など他分野にわたります。、このような疾患を有する人たちの良好QOLを得るために、時には、小児科医による年令を超えた継続的な医学管理が求められることがあります。関連する多くの専門分野の垣根を超えた協力と連携が必要であり、これからも大切な課題としてシステミックに取り組んでいきたいと考えています。