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心臓血管外科
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基本姿勢として低侵襲(体への負担の少ない)手術を追及し続けています。>
1996年(平成8年)に現在の体制となってから症例数が着実に増加し、現在に至っています。特に生活習慣病の中でも最も深刻な、虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)に対する冠動脈バイパス術と弁膜症や不整脈に対する手術に他の病院には無い取り組みを行なっています。また、病気に苦しむ多くの方たちのために“No refusal policy”(24時間断らない主義)を貫いています。

1.虚血性心疾患に対する冠動脈バイパス術について
(1)OPCAB(オプキャブ:人工心肺装置を使用しない心拍動下冠動脈バイパス手術)

ビデオ
▲(ビデオ : 494KB)

2012年2月に天皇陛下がこの手術を受けられ,よく知られるようになりました.
 心臓を栄養する血管を冠(状)動脈と言いますが,冠動脈に狭窄(狭いところ)や閉塞(詰まったところ)を有し,内科での薬物治療や冠動脈を風船で広げ,ステントという金属の筒を入れる経皮的冠動脈形成術という治療が行えず,冠動脈へのバイパス手術を受けられた方は心臓手術全体の約半数を占めています.
 通常,心臓手術は人工心肺という生命維持装置を使用し,体温を冷却,心臓を停止させて行ないます.狭心症や心筋梗塞に対して行なう冠動脈バイパス手術の場合も,心臓の栄養血管である冠動脈は径2〜3mmと細く,拡大鏡を用いての手術となるため,現在も日本の冠動脈バイパス手術全体の半数ほどは人工心肺を用いて行われています.
 しかし,人工心肺の使用により合併症(人工心肺使用による脳梗塞)も見られることから当科では,これを使用せず,心臓の拍動を維持したまま完全血行再建を行うOPCABを1999年から導入しました.
 これは通常通り動いたままの心臓に,スタビライザーという,部分的に心臓の動きを押さえる装置を使ってバイパスを行なう,技術的には難度の高い手術です.
 しかし,人工心肺は使わないため体への負担が少なく,24時間後には歩行可能で1-2週間後には退院も可能となります.現在は,冠動脈疾患のほぼ全例にOPCABを行っています.
 当院の成績ですが,過去5年間の手術の中で,OPCAB術後の手術死亡例は無く,バイパスの開存率も98.6%と良好な成績を得ています.また当院の特徴として高齢者が多いことが挙げられます.70歳以上の方がほとんどを占めており,80歳以上の高齢者の手術も100例以上に行っています.最高齢は96歳の男性で当時の日本最高齢バイパス手術でしたが,102歳まで元気に日常生活を送られました.90歳以上の方も意外に多く10人以上が手術を受けておられます.このように,高齢で合併症の多い方にも比較的安全に受けていただけるのがOPCABです.
 さらに長期開存性(長持ちする)が高いとされる動脈グラフトを可能な限り多用しており,使用できる動脈には@左右の内胸動脈 A左右の橈骨動脈 B胃大網動脈 などがあり最高で一人の患者さんに7か所のバイパスを行なっています.

(2)MIDCAB(ミッドキャブ:人工心肺装置を使用しない心拍動下冠動脈バイパスを約10cmの小切開で行う手術)

 脳梗塞や腎障害など合併症の多い重症例には,左胸に約10cmの小切開をおき,人工心肺を使用せずに手術し,体への侵襲(負担)を最小限にとどめるMIDCAB(ミッドキャブ)という手法で冠動脈バイパス術を行なうことも可能です.この手術の場合,切開創(手術のきず)がとても小さく,片手の先しか胸の中に入らないため,バイパスに使用する最も信頼度の高い内胸動脈という,天皇陛下にも使用された血管を,図に示すように内視鏡という細い管で採取します.小切開の手術で技術的には難しいですが,体への負担はとても少なく,たとえ高齢であっても日常生活をある程度自立して行なっている方なら,何ら手術に障害はないと考えております.今までは適応外とされた重症例やいくつもの合併疾患をもった方にも安全に行なうことができています.

(3)腹部大動脈瘤を合併した虚血性心疾患に対するOPCABと腹部大動脈ステントグラフト内挿術による低侵襲同時手術

 当科は心疾患治療,血管疾患治療ともにトップクラスにあることが特徴で,冠動脈バイパス術と腹部大動脈瘤など他の血管疾患との同時手術も15例に行っています.腹部大動脈瘤を患っている方は虚血性心疾患を高率に合併していることが知られていますが,何れも手術治療が必要な場合,日をおいて順番に治療すると,片方の病気が足を引っ張り,手術死亡の危険性が極めて高くなります.そのため同時手術が行われますが,虚血性心疾患に人工心肺・心停止下の手術を行った上に,開腹手術を行う事は体への負担が大きすぎて危険です.このため私たちは心臓にはOPCABを行い,腹部大動脈瘤には血管の中にカテーテルという細い管を入れ,人工血管(グラフト)に金網で出来た筒(ステント)を縫い付けたものを挿入して治すステントグラフト治療を行う方法を考案しております.危険度のきわめて高い症例にも心臓・血管両方ともに低侵襲手術を組み合わせて行うことで安全に手術を行っています.

2. 弁膜症に対する手術
心臓には4つの部屋が有り,心臓の4つの部屋の仕切りをしている物を“弁”とよび,弁は血液が正しい方向に流れているときは邪魔をしないように開き,血液が逆戻りする時は漏らさないように閉じて,血液を一方向に流す役割をしています.この弁が壊れる病気を弁膜症と呼んでいます.弁膜症のうち弁が硬くなって動かず,血液の流れが堰止められる病気を「狭窄症」,壊れて血液が逆流する病気を「閉鎖不全症」と呼びます

(1)僧帽弁閉鎖不全症に対する僧帽弁形成術について

▲(ビデオ : 8.30MB)
 弁膜症は古くから知られた疾患で,治療には痛んだ弁を手術により取りかえる弁置換術と自分の弁をできるだけ温存する弁形成術があり,当院でも冠動脈バイパス術に次いで多く行なわれています.特に弁形成術は自分の弁を手直しすることで逆流を制御する手術です。図のように僧帽弁は2枚の弁尖が開いたり閉じたりすることで血液の流れをコントロールしていますが、弁尖や弁輪、腱索(弁尖を左心室側から引っ張っている腱)などの構造が崩れてしまうことで逆流が生じます。崩れた構造を、針や糸、人工弁輪(人工弁ではなくリングと呼ばれる輪っかです)を使って直すことで逆流を止めるのが弁形成術です.弁形成を行うと弁置換のように,手術後にワーファリンという血液を固まりにくくする薬を飲まなくて良く,血行動態的にも優れた方法です.当科では90%を超える症例に対して積極的に行っており,手術死亡もなく良好な成績を保っています.

(2)心拍動下弁膜症手術

▲(ビデオ : 408KB) ▲(ビデオ : 318KB)
 弁膜症手術に関して,当院は他の施設に無い新しい治療を行っております.これまで弁膜症に対する手術は人工心肺を使い心停止下に行なうのが常識でした.実際,現在も全国ほとんどすべての病院で人工心肺・心停止下手術が行なわれています.しかし,心停止した場合,血流の再開時に細胞が破壊される再潅流障害という現象が起こり,人によってはこの障害が致命的となり,手術死亡の原因となることが知られています.
 これを何とか取り除けないかと考え,私たちは冠静脈洞(心臓を流れる血液の出口)から逆行性に血液を流す,特殊な方法を利用して,弁膜症でも心停止させずに手術を行う心拍動下弁膜症手術を行なっています.これにより,今までは重症で手術が不可能と判定されていた症例も比較的安全に手術できるようになりました.たとえば透析中の低左心機能症例(左室駆出率30%以下)も手術対象としていますが,いずれも早期の回復が可能になっています.

3. 心房細動に対する根治手術(メイズ手術:迷路という意味)

 弁膜症には心房細動という不整脈が伴うことが多く,動悸などの症状を起こすだけでなく,血栓症や心不全の原因となります.この不整脈についてもメイズ(迷路という意味)手術という治療法があり,当院では積極的にこれを行なっています.
 心臓は弱い電気で動いていますが,心房細動は心房からの電気が不規則に心室に伝わる不整脈です.メイズ手術はこの電気の通り道を切開や高周波,−60℃の冷凍凝固を用いて迷路のように入口から出口までを1本だけにする手術です.洞調律(正常の規則正しい脈)になる確立は当院では93%です.
 さらにメイズ手術を簡便にした,出血が少なく,手術時間も短縮される肺静脈隔離術という方法も考案し,大変良い成果を挙げています.肺静脈隔離術というのは心房細動の発生源である肺静脈を回りから隔離してしまう方法です.私たちの方法は2003年に米国の雑誌に掲載されました.現在はAtricureという高周波による肺静脈隔離術を積極的に行っています.

4.急性大動脈解離に対する上行弓部大動脈人工血管置換術

心疾患に加えて最近増加しているのが,大動脈の疾患です.特に危険度の高い疾患は急性大動脈解離という,大動脈壁が内部で裂けてしまう病気です.高血圧が原因で起こりますが,昼夜を問わず発症し,胸背部の激痛(体が引き裂かれる様なとよく表現されます)が特徴です.急性大動脈解離を発症すると48時間以内に50%の患者さんが死亡します.米国Stanford大学の分類が有名で左手につながる左鎖骨下動脈の上流と下流でA型,B型に分けられます.B型は血圧を下げる治療で多くは軽快しますが,A型は緊急手術の対象となります.A型解離は大動脈弁の障害,心臓の周りに血液が大量にたまり心臓を押しつぶす心タンポナーデ,頭部へ流れる血管が障害されて起こる脳梗塞などをしばしば合併するため,難易度の高い手術となります.手術は図のように頭部への血管も含め,心臓から出てすぐの上行大動脈から頭部の動脈が出る弓部大動脈まで全てを人工血管(右図)で取り換えます.この疾患についても24時間体制で診療にあたっており,最近の救命率は最重症の患者さんを含め98%と全国トップクラスの成績を保っています.


さらに広範囲の大動脈解離や大動脈弓部から下行大動脈におよぶ大動脈瘤については平成26年7月から新しい取り組みを行っております.通常大動脈弓部の手術は胸の正面を切開する“胸骨正中切開法”で行うのが一般的です.しかしこの方法では体の左背部にある下行大動脈に及ぶ広範囲の大動脈病変には対応が困難で,これまでは改めて別の機会に,側胸部を大きく切開して手術を行わざるを得ませんでした.このような病変に対し1990年代からFrozen elephant trunk(フローズンエレファントトランク:固定された象の鼻のような人工血管という意味)という手法が開発され始めました.これは人工血管とステントが一体となったステントグラフトという手術用具を,手術中の大動脈切開した切り口から下行大動脈に差し込んで広げ固定し,それに人工血管を縫い付ける方法です.この方法では図にお示ししたように,1回の手術で広い範囲の大動脈を治療できるうえに,手術を行う側にとっても大動脈に人工血管を縫い付ける位置をかなり手前に持ってくることができ,縫いやすく,出血も少ない方法で,患者様・医療者ともに負担が少なくなる点が優れています.
2015年7月にフローズンエレファントトランクに用いるJ graft open stent graft(オープンステントグラフト)という名前の企業性の手術用具が使用可能となり,2015年7月7日当科で,北陸では最も早く,このオープンステントグラフトを用いた上行弓部置換+フローズンエレファントトランク法での手術に成功しております.
この手術法は以下にお示しするように,大動脈手術の負担軽減を目的としたハイブリッド手術として,地元紙にも紹介されました.

5.内視鏡的左心耳切除術
心臓は弱い電気で動いており、刺激伝導系という電気の通り道があります。正常な心臓では、「右心房」にある「洞結節」という発電所から、心房と心室の境目にある「房室結節」という変電所、そして、一般家庭へと電線を通じて、電気が流れるように心臓の中を電気が流れ、規則正しい心臓の収縮が起こっています。
【心房細動とその悪影響】心房細動という不整脈は、簡単に言えば、心臓の「心房」の各所に発電所がいくつもあって、不規則に電気が伝わる病気です。「心房」は律動的な動きができなくなり、「心室」の拍動もばらばらで不規則になり、一般に早く打つようになります。その結果「心房」に血液がよどみやすくなり、血栓(血の塊)ができやすくなります。また、脈拍がばらばらで早くなることから「動悸」など、自覚症状の原因になるとともに、「心室」の収縮する力自体も弱ってしまうため「心不全」が起こる場合もあります。
【心房細動の頻度】心房細動による不整脈は最もよくある不整脈で、年をとればとるほど起こりやすくなります。特に60歳を境にその頻度は急激に高 まり、80歳以上では約10人に1 人は心房細動があると言われています。心房細動は、男性が女性に比べ約1。5倍発症しやすいと言われています。日本循環器学会が12都道府県の40歳以上、約63万人の心電図を調べたところ、全体の0。9%で心房細動が見つかりました。女性の0。43%に比べ、男性は1。35%と、圧倒的に男性に多く、さらに その頻度は年齢とともに増え、80歳以上では女性2。2%、男性4。4%でした。日本の心房細動の有病率は欧米に比べると低いものの、今後高齢化が進むと、患者数は2010年の約80万人から、20年後の2030年 には100万人を突破すると予想されています。ですから、心房細動はまれな疾患ではありません。年齢を重ねると誰にでも起こる危険性があります。心房細動患者さんが増えるにしたがい、心原性脳塞栓症を発症する患者さんも増加することが予想されます。

【心房細動は脳の病気でもある】 心房細動は稀ではない不整脈ですが、実は大変危険な不整脈であり、その最大の問題は脳梗塞などの致死的血栓塞栓症が何の前触れもなく突然起こることです。左心房内の血液が淀み、左心房から突出した“左心耳”という場所に血栓が作られ脳などの重要臓器に流れてしまうことが主な原因であると考えられています。脳卒中データバンクによると、心房細動が原因の脳梗塞は脳梗塞全体の約20%を占めています。動脈硬化性など、その他のタイプの脳梗塞と比べ、血栓により突然大きな 血管が詰まるため、梗塞を起こす範囲が広くなることから、死亡率が高く、重い障害を残し易いという恐ろしい特色を備えています。死んでしまえばそれまでですが、重度の後遺症を抱えて生き延びれば長期の入院、リハビリ、高いレベルの介護が必要になるなど、家族への負担は言うに及ばず、医療費負担も大変大きなものになります。また、最近の調査によると、おそらく微小な血栓のため、心房細動の患者さんは認知症やうつ病が併発しやすい傾向があります。したがって“心房細動は脳の病気”といっても過言ではないのです。 心房細動の患者さんの中でも、高齢の方、以前脳梗塞になったことがある方、糖尿病や高血圧症のある方などは、脳梗塞発症あるいは再発の危険性が高いため予防治療の必要性が高くなります。80歳超の心房細動の患者さんに何も予防策を講じないと50%以上の方が脳梗塞を発症するという驚くべき報告もあります。心房細動の患者さんにとって左心耳は危険な血栓製造工場です。左心耳にできた血栓が剥がれ血流に乗って大動脈から頚動脈を経て脳の血管に詰まり脳梗塞を引き起こします。

【抗凝固薬による心房細動性脳梗塞予防治療について】
心房細動性脳梗塞の一般的な予防法は、血液を固まりにくくする抗凝固剤を服用する抗凝固治療とよばれるものです。抗凝固治療は、全身の凝固機能を抑えることにより、心臓や管の中の血栓を抑える治療法です。抗凝固治療は、クスリを飲むだけですので、心房細動性脳梗塞のリスクが高いと判断された患者さんにすぐに始められるという利点がありますが、一旦飲み始めたら、一生休薬することなく続けなくてはなりません。しかし、もっとも危険な副作用(=出血)のある薬を長期間何事もなく服用し続けるのは困難です。どの患者さんも長い一生の間には、いろいろな理由(出血などの副作用が出た、手術を受ける必要がある、怪我をした、等)により休薬や減量を余儀なくされることがあるはずで、そのたびに脳梗塞の危険に晒されることになります。そこで、血栓の製造工場となっている左心耳を体に負担の少ない方法で切り取ってしまう手術を行うこととしました。

【内視鏡的左心耳切除術】
私たちの行った手術は内視鏡的左心耳切除術(ないしきょうてきさしんじせつじょじゅつ):WOLF-OHTSUKA法 と呼ばれるもので2018年(平成30年)6月22日にお2人の患者さんに北陸で初めて行いました。文字通り内視鏡(胃や腸の検査や治療に用いる細長い管と同様の機械です)を使って、4カ所の小さな切開から内視鏡や手術用のピンセット、はさみなどを胸の中に送り込んで、左心耳を切り取りますが、ステープラーという内視鏡手術で使用する自動吻合機を使います。(Powered Echelonという商品名です)組織を瞬時に切ると同時に3列 の医療用ホチキスで閉鎖します。心臓の中から左心耳内に詰め物を移植して左心耳をふさぐカテーテルによる方法(Watchmanデバイス)に比べ、出血などの重大合併症を起こさない安全性と、どんな大きさや形の左心耳でも残さず閉鎖する確実性、および経済性(使用する道具が圧倒的に廉価)に優れています。また、手術時間も30分程度と早く、ほとんどの患者さんが術後ただちに(一部の患者さんが手術1か月後に)抗凝固治療(血液をサラサラにするといわれているお薬)から解放され、そのほかの補助薬も不要です。左心耳をいじらずにその根元でさっと切るため、左心耳に血栓がある場合でも切り取ることができます。 この法には次のような効果があります。
@ 脳梗塞予防効果:
切り取った左心耳は2度と生えてきませんので、この効果は一生維持されます。脳梗塞リスクの高い患者さんを中心に手術が行なわれていますが、心臓からの血栓が原因となる脳梗塞を回避できる確率は99。6%です。 A 抗凝固治療からの離脱効果:
出血性病変(消化管出血など)を持つ方など抗凝固治療が困難な患者さんは言うに及ばず、抗凝固治療によって日常生活に支障がある方や不安をお持ちの患者さんにとって離脱効果は大きいといえます。抗凝固治療から離脱できる確率は99。3%です。 今後多くの患者様を脳梗塞からお救いできると考えております。心房細動と診断された患者様は是非ご相談ください.

6.最後に心臓手術を受けられる皆様へ
 総じて言えることは,様々な工夫と手術機器や技術の進歩により,現在では心臓手術も命がけの手術から,安全・確実で身体に負担の少ない手術へと様変わりしており,生活の質を向上させる手段の一つでも有るということです.
 心臓手術が必要な方は,全国どちらからでも御受け入れ致しますので,金沢医療センター(下記メールアドレス)心臓血管外科まで御連絡下さい.またセカンドオピニオンを求めておられる方も御気軽に御相談下さい.
E-mail:302-renkeishitsu@mail.hosp.go.jp