金沢医療センター
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■足の外科の疾患

1) 外反母趾
母趾が外側に反り、母趾の付け根が内側に突出し、「く」の字型に変形を起こしたものをいいます。母趾が長い・開帳足・扁平足・窮屈な靴の使用・関節リウマチなどが原因と考えられています。適切な靴の使用・装具・足趾の運動療法などで経過をみますが、痛みや変形が強い場合は手術が必要となることもあります。

2) 陥入爪
爪の側縁が爪溝に食い込み、その刺激によって疼痛・腫脹・発赤などの炎症を起こすものです。母趾に多く発生します。感染を合併すると、膿が溜まり疼痛が著明となります。疼痛が強い場合は、手術が必要となることが多いです。

3) アキレス腱断裂
40歳前後のスポーツ選手に多くみられる外傷ですが、高齢者の転倒する際に断裂することもあります。受傷時にアキレス腱を棒で叩かれたような衝撃が走ります。治療としては、ギプス固定による保存的治療と腱を縫合する手術的方法がありますが、いずれの方法でも成績に差はありません。アキレス腱が断裂しても3割の人は歩行可能ですので、捻挫などと思い適切な治療を行わないとその後の治療が難渋することがあり注意が必要です。

4)足関節捻挫
足関節が強制的に捻じれることによって足関節の靭帯が損傷する外傷です。基本的には局所の安静と固定で治癒しますが、関節の不安定性が強い場合は手術が必要となることもあります。骨折を合併することもありますので、疼痛や腫脹が著しい場合は専門医に早めに受診した方がよいでしょう。