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CT(]線コンピュータ断層)は、]線照射装置を回転させながら寝台を動かし全身を撮影します。
画像はコンピュータで処理させることで身体の輪切りの像を得ることができます。また、全身の小さな病変も描出が可能となり1mm以下の画像提供できます。
検査時間は10分〜30分程度です。検査目的によって、造影剤という薬を注射しながら検査することでより診断価値の高い画像が提供されています。
検査当日は検査内容により、検査予約票・、同意書を持参、絶食、糖尿病薬の休薬をお願いする場合もあります。検査予約票の説明内容をご確認して下さい。
■第1CT室
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■第2CT室
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■心臓の検査
従来は、心臓の血管(冠動脈)をCTで評価することは困難であり、必要な場合は入院の上、カテーテル検査(血管造影)を行う必要がありました。64列CTが入ったことにより入院することなく、冠動脈を描出することが可能になりました。血管の狭窄や石灰化の評価ができ、心疾患の診断に大きく貢献しています。造影剤というお薬を使用しますが、息止めの時間は長くても15秒ほどなので、負担の少ない検査です。検査時間も20分程度でおわります。 |
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■頭部の検査
検査の前に、首から上の貴金属類(ヘアピン、ピアス、ネックレス等)は全てはずしていただきます。ベッドに寝ていただいたら頭の位置を合わせますから、暫くの間、動かないようにお願いします。息を止める必要はありません。 |
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■胸部・腹部の検査
検査の前に、撮影をする部位に金属で出来た物 (下着の金具、ファスナー等)があったら外していただきます。ベッドに寝ていただいたら「息を吸って止めて下さい」という合図が繰り返し出ますので、いつも同じくらい息を吸ったところで止めるようにお願いします(息を止めなくてもいい検査もあります)。検査によっては造影剤という薬を注射しながら撮影を行う場合もあります。 |
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検査当日は、検査内容により絶食や休食する必要が有る場合があります。主治医の指示に従って下さい。
外来患者様は再診受付後、入院中の患者様は呼び出しがありましたら中央放射線部(X線撮影)受付にお越しください。
検査内容や、救急患者様の関係で順番が前後する場合があります。ご了承下さい。
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