中央放射線部




  中央放射線部の紹介
各診療科にて検査依頼があった場合、最初に来て頂く場所になります。各検査の受付を済ませた後に、検査室へ案内させて頂きます。



X線撮影部門では、Ⅹ線撮影装置4台、泌尿器専用X線TV装置1台、汎用X線TV装置を2台備えています。

撮影室 TV室

TV室2 TV室3

Cアーム型フラットパネルTV装置

フラットパネルTV装置
  CT

CT(Ⅹ線コンピュータ断層)は、Ⅹ線照射装置を回転させながら寝台を動かし全身を撮影します。
画像はコンピュータで処理させることで身体の輪切りの像を得ることができます。
また、全身の小さな病変も描出が可能となり1mm以下の画像提供できます。検査時間は10分~30分程度です。
検査目的によって、造影剤という薬を注射しながら検査することでより診断価値の高い画像が提供されています。
検査当日は検査内容により、検査予約票・、同意書を持参、絶食、糖尿病薬の休薬をお願いする場合もあります。検査予約票の説明内容をご確認して下さい。


■第1CT室



■第2CT室

  MRI

MRI(磁気共鳴画像診断装置)は放射線を使わずに強い磁石と電波の力で、身体の色々な断面の画像を撮影できる装置です。
放射線使う検査とは異なる性質の画像が得られます。当院では2台の装置を備えています。
検査中は大きな音がするため軽減のためヘッドホンを着用して検査を受けて頂きます。時間は目的部位、内容に異なりますが20分~60分程度です。
動きに弱い検査のため検査を受ける際は、御協力お願いします。また検査当日、検査予約票と同意書を持参して来院して下さい


■検査を受けるには
診療科でMRI検査の予約をすると予約票をお渡しします。この予約票には検査の日時と注意事項が書いてありますので一度御読みください。検査当日は予約票を持って診療科の外来にお越しください。

MRI検査は通常予約検査になります。キャンセル、日時変更がある場合はあらかじめ診療科への連絡をお願いします。

■注意事項
検査室に持ち込めない物、着替えが必要な物場合もあります。検査予約票をよくお読みになって検査を受けて下さい。下記に該当するものがある場合、必ず医師、担当技師にお知らせ下さい。(場合によっては検査が出来ない場合があります)
 ・ 金属製装飾品:ヘアピン、かつら、入れ歯、カラーコンタクトレンズ、貴金属類
 ・ 磁性体の物(磁石に吸着する物):鍵、ライター、カイロ等
 ・ 精密機器 :時計、携帯電話(スマートフォン)、磁気カード、補聴器等
 ・ 医療機器:心臓ペースメーカー、体内金属(骨折治療時の金属)、動脈瘤クリップ、インプラント(磁石固定型入れ歯)
 ・ 医薬品 :湿布、エレキバン、ニトロダーム
 ・ 衣類 :発熱素材衣類、刺繍に金属糸を使用した衣類等
 ・ その他 :入れ墨、アートメイク、妊娠している、または可能性がある

■検査中のお願い
 ・検査中は木槌で木をたたくような連続音が周囲から聞こえます。うるさく感じますが、
痛いことなどはありませんので安心して検査を受けてください。
 ・検査中はお体を動かさないようにお願いします。
 ・検査中は検査担当者とマイクを通じて会話をすることができますので安心してください。
 ・検査時間は目的や部位によって異なります。20分~60分検査に時間がかかることがあります。
 ・検査部位が呼吸による動きがある胸部や腹部の場合には息を止めていただくことがあります。

  血管撮影

カテーテルという細い管を血管に入れて、X線撮影では見えない血管を造影剤という薬品を使用して撮影し画像にします。この装置を利用して心筋梗塞や不整脈の治療、脳出血や脳動脈瘤の治療、血管形成術など様々な治療が行われています。
当院では緊急検査にも迅速に対応出来るように2台の血管撮影装置が稼働しています。令和4年3月以降検査による放射線被ばくを更に抑えた検査、治療が行えると期待しています。

ハイブリッド血管撮影室とは
ハイブリッド血管撮影室とは部屋の環境(清潔度、照明、手術台など)と治療に必要な撮影装置が合体した最新鋭のカテーテル血管撮影室です。ハイブリッド血管撮影室では高精細なX線撮影を行い直ちに高画質な3次元画像を作成し観察することができます。またCTライク画像が取得できこれにより先進的な手技を迅速かつ安全に実施することが可能となります。


  放射線治療

放射線治療とは、からだの外から高エネルギーの放射線を病巣に集中的に照射するもので、病気の種類や大きさ、存在する場所によってX線、電子線を使い分け、病巣に放射線を集中させ、かつ正常な臓器にはなるべく放射線があたらないように行います。
放射線治療部門では、がん診療連携拠点病院として各診療科と連携し、悪性腫瘍や一部の良性腫瘍に対して最適に行っています。また、各種専門資格(放射線治療専門放射線技師、放射線治療品質管理士、医学物理士)を持つ診療放射線技師が在籍し、安全で正確な放射線治療を提供するために毎日装置の精度管理等を行っています。
・体幹部定位放射線治療
肺癌に対する定位照射、いわゆるピンポイント照射を行っています。必要に応じて呼吸停止下での照射も行っています。
・左乳癌術後の放射線治療
左乳癌術後照射においては、心臓への線量低減を目的とした深吸気息止め(Deep inspiration breath hold ; DIBH)照射を行っています。
放射線治療専門医、放射線治療専従看護師、診療放射線技師がチームとなり、患者さんに安心・安全な放射線治療を提供しています。

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  核医学(アイソトープ)

ごく微量の放射線を出す薬(アイソトープ医薬品)を用いて、病気の診断をします。薬から出る放射線(ガンマ線)は、数時間から数日で十分に弱くなります。

■薬の投与
目的の臓器や組織に取り込まれる薬を注射でします。注射された薬から放出されるガンマ線を専用のカメラ(装置)で取込、画像処理され病気の診断を行います
 

■専用のカメラ(装置)での撮影
検査する内容により使用する薬も変わります。目的の臓器、組織に注射した薬が集まってくる時間も様々で、検査終了までに30分程度の場合もあれば数時間、数日を要する場合もあります。
 


検査の内容によっては、やむを得ず検査の順番を入れ替えることがあります。
そのために、先に検査に来られていても後になったりすることがありますが、ご理解いただきますようお願いいたします。
  前立腺小線源治療

前立腺癌に対する治療法のひとつです。この治療方法は、鉛筆の芯のような長さ5mm程度の小線源「ヨウ素125」を封入したチタン製カプセル50~100本程度を、会陰部より超音波ガイドにより正確に前立腺内に永久挿入する治療法です。線源を前立腺そのものに埋め込むため、前立腺全体に確実に必要な放射線量を照射することが出来ます。
2019年より、前立腺に近接する直腸の有害事象を軽減させる目的で、前立腺と直腸の間を拡げるゲル状の物質(SpaceOAR)を挿入し小線源治療を行っています。

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  骨密度検査

骨密度検査とは、骨にあるカルシウムやマグネシウムなどミネラル成分がどれくらいの量があるか測る検査です。骨密度が低い状態は、骨が弱くなり骨折しやすい。これを骨粗しょう症といいます。当院では腰椎と股関節部の骨の骨密度を測定します。検査は10分程度ベッドに寝ているだけで検査が終わるため負担の少ない検査です。

当院では、DEXA法というエネルギーの違う2種類のX線を身体にあて、その透過度を利用して骨密度を測定します。X線の照射が少量ですむため身体への影響も心配がほとんどありません。検査データは他の検査に比べて最も精度が高いといわれていますので、骨粗しょう症やホルモン分泌異常の診断、治療効果の判定などを行うことができます。また、全身の骨塩量、骨密度、脂肪量および脂肪率(%)を測定できますので、メタボリックシンドロームの診断にもご利用できます。

測定する部位は、腰椎正面、大腿骨の頚部または全身です。検査時間は5分ほどで終わります。装置のアームが身体の上を走査するだけなので、痛みもありません。

骨密度

  乳房撮影装置(マンモグラフィ)

 マンモグラフィとは乳腺専用のX線撮影のことです。乳腺は柔らかい組織でできており、圧迫して撮影するため専用のX線装置を使います。この検査により、触診ではわからない早期の乳がんをはじめ、乳房に出来る様々な病気を発見する事ができます

マンモグラフィ

撮影方法
 左右片方ずつ、乳房を圧迫し均一な厚みにして撮影をします。圧迫による痛みが伴います。圧迫することで病変と乳腺の重なりも防げ、検査の被ばくは軽減されます。リラックスして検査を受けて頂けるように女性技師が担当させて頂きます。

トモシンセシス機能とは
 通常のマンモグラフィ撮影では乳腺の重なりなどで見えにくい箇所の診断精度を向上させ、拡がり診断にも有用なデジタル断層撮影機能のことです。

注意事項
以下にあてはまるものがある方はお申し出ください
・心臓ペースメーカー等の医療機器が体内に装着されている方
・乳房豊胸術等をされている方
・妊娠中、または妊娠の可能性がある方
その他、気になることがございましたら、担当技師に相談して下さい。

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