整形外科
整形外科
部長・医長紹介
氏名 | 職名 | 専門分野 |
納村 直希 | 部長 | 日本整形外科学会専門医、日本手外科学会指導医、日本骨粗鬆症学会認定医 |
吉岡 克人 | 医長 | 日本整形外科専門医、脊椎脊髄外科指導医、脊椎内視鏡下手術・技術認定医 |
診療内容・特徴
手の外科・末梢神経・脊椎外科・人工関節が、得意とする分野です。大学病院の整形外科との連携も良いので、必要であれば大学病院に紹介することもあります。とりあえず、紹介するのは金沢医療センター整形外科にしておいていただければ、後の道筋はお任せください。
主な対象疾患
骨折・脱臼、人工関節、ヘルニア、靱帯・腱断裂などの整形外科疾患一般は当然ながら、陳旧性となった疾患の再建術を行っています。神経や血管の繊細な手術が必要な疾患を診ます。
令和6年度手術実績

紹介時のお願い
手術日は月・水・金曜日。外来は火・木曜日ですが急患は応需です。
地域連携への取り組み、行事
毎月第3金曜日の夜7時から、地域医療研修センター第1研修室において、整形外科疾患の臨床検討会を開催しています。石川県内の多くの開業医・勤務医の参加で、症例相談や症例の結果報告を行っています。その時に相談していただいても結構ですが、通常どおりに紹介状をつけて患者さんを外来にご紹介いただければ結構です。紹介の前に、整形外科外来にお電話で紹介する旨のお電話をいただけると、ありがたいです。
講演活動
2024年 講演
1.急性期病院におけるOLS活動を継続して感じた骨粗鬆症治療の理想と現実
納村直希
加賀骨粗鬆症セミナー(加賀)6月20日
2.最近の骨粗鬆症逐次療法の考え方
納村直希
金沢医療センターFaceLink(金沢)8月20日
3.急性期病院におけるOLS活動を継続して感じた骨粗鬆症治療の理想と現実‐メノポハンドに対するジクトルテープの使用経験も含めて-
納村直希
ジクトルテープ75㎎効能効果追加3周年記念講演会(上越)10月3日
4.人生100年時代-あなたの「骨」大丈夫ですか?-なぜ骨粗鬆症になる?放置したらどうなる?
納村直希
金沢医療センター病院祭市民公開講座(金沢)11月9日
5.放置してはいけない生活習慣病 糖尿病と骨粗鬆症-骨密度よければ,放置してもよいのでしょうか?-
納村直希
第27回金沢医療センター糖尿病療養指導士のための研修会(金沢)1月28日
6.大腿骨近位部骨折に対する骨粗鬆症治療の「壁」
納村直希
大腿骨頸部骨折石川中央リハビリテーション地域連携連絡会(金沢)3月7日
7.手根骨骨折の診断と治療
池田和夫
第52回北陸骨折研究会(金沢) 2月18日
8.舟状骨骨折の分類と治療方針
池田和夫
第50回日本骨折治療学会 教育研修講演(仙台) 6月28日
9.末梢神経損傷治療の現状と未来
池田和夫
第40回北陸ハンド(金沢) 7月27日
10.手の外科図鑑2024から ~舟状骨骨折,セメントコレス,転換障害~
池田和夫
第13回津下・生田メモリアル広島ハンドクラブ講演会(広島) 12月7日
11.整理整頓
池田和夫
金沢大学同門会 新春セミナー(金沢) 1月11日
12.私の素敵な論文達と手の外科図鑑2024
池田和夫
第25回北陸手外科研究会(金沢) 3月1日
13.脊椎手術の低侵襲化 -椎間板ヘルニアから成人脊柱変形まで-
吉岡克人
低侵襲脊椎手術セミナー 金沢2024.6.1
整形外科の紹介

運動器の病気やケガを診る科
整形外科は、「運動器」の病気や怪我を診る科です。手術のみならず、保存的な治療(薬、注射、リハビリ)を扱います。
手術を勧める場合には、現在の状況よりも確実に良くなると考えられる場合か、手術をしないと悪化していくことが考えられる場合です。
現在、手術療法や薬物療法など様々な治療法が開発されています。私達はその中からそれぞれの患者さんに最もあった治療法を提案できるよう心がけております。また、最新の治療方法も積極的に取り入れて、最高レベルの医療を患者さんに提供したいと考えています。
今後、益々高齢化社会が進みますが、生き甲斐のある活動的な生活を送るには、手足や背骨など運動器がいかに丈夫であるかが大切になってきます。運動器に障害のある場合には、ぜひ我々に相談して下さい。
2009年1月から、骨粗鬆症の程度(手足や背骨がいかに丈夫か)を計測する、骨密度測定装置が導入されました。ぜひ、整形外科外来でおたずねください。検査をすることができます。

当科ではリハビリテーションの診察窓口も行っております。整形外科のリハビリはもちろん、脳梗塞など他科の疾患のリハビリも行っております。また、義肢装具屋さんと連携して患者さんのニーズに合わせて義肢や装具を作ったりする仕事も行っています。

外来診察
曜日 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
午前 |
当番医(初診) 谷口(再診) |
納村(初診・紹介のみ) 吉岡(再診・紹介のみ) 谷口(再診・予約) 柳川(再診・予約) 阿江(あえ)(再診・予約) |
納村(再診・予約) 阿江(初診) |
納村(再診・予約) 谷口(初診) 柳川(再診・予約) 阿江(再診・予約) |
吉岡(再診・予約) 柳川(初診) |
午後 |
吉岡(脊椎紹介・予約) |
スタッフ紹介
部長 | 納村 直希(おさむら なおき) |
略歴 | 福井県立武生高等学校卒業 金沢大学医学部大学院卒業:医学博士 |
研修歴 | 平成17年~18年 アメリカMayo Clinic整形外科 |
所属学会 | 日本整形外科学会 日本手外科学会指導医 日本骨折治療学会 中部日本整形外科災害外科学会 日本肘関節学会 日本マイクロサージャリー学会 日本末梢神経学会 日本骨粗鬆症学会 |
資格 | 整形外科専門医 日本骨粗鬆症学会認定医 日本手外科専門医 日本DMAT隊員 |
モットー | 患者さんの治る力を少しでも手助けできるよう適切な治療を提供したいと思っております。 |
医長 | 吉岡 克人(よしおか かつひと) |
略歴 | 敦賀気比高等学校卒業 金沢大学医学部大学院卒業:医学博士 |
研修歴 | 平成22年~23年 アメリカEmory大学整形外科 平成26年 第9回日本脊椎脊髄病学会Asia traveling fellow 平成28年 日本脊椎脊髄病学会クリニカルフェロー |
所属学会 | 日本整形外科学会 日本脊椎脊髄病学会 日本脊椎脊髄神経手術手技学会 日本低侵襲脊椎外科学会 日本脊椎インストゥルメンテーション学会 中部日本整形外科災害外科学会 |
受賞 | 金沢大学学長賞 第103回中部日本整形外科災害外科学会 学会奨励賞 第120回中部日本整形外科災害外科学会 学会奨励賞 |
資格 | 脊椎脊髄外科指導医 整形外科専門医 脊椎内視鏡下手術・技術認定医 |
モットー | 患者さんのお話をよく聞き、一緒に考え、心のかよった診療を心がけています。腰痛や坐骨神経痛など”背骨(せぼね)”の悩みはお気軽にご相談ください。 |
医師 | 谷口 裕太(たにぐち ゆうた) |
略歴 | 金沢大学教育学部附属高等学校卒業 金沢大学医学部大学院卒業:医学博士 |
研修歴 | 令和2年~4年 厚生労働省保険局医療課 医療技術 評価推進室 先進・再生医療開発戦略専門官 |
所属学会 | 日本整形外科学会 中部日本整形外科災害外科学会 日本癌治療学会 日本人工関節学会 日本骨粗鬆症学会 |
受賞 | 第133回中部日本整形外科災害外科学会 学会奨励賞 第22回国際患肢温存学会(ISOLS 2024) Best paper |
資格 | 整形外科専門医 がん治療認定医 骨・軟部腫瘍認定医 |
モットー | 患者さんそれぞれの価値観を大切にしながら、その方に合った最適な治療を提案できるよう心がけています。腫瘤(できもの)や膝の痛みでお困りの方は、お気軽にご相談ください。 |
医師 | 阿江 耕一郎(あえ こういちろう) |
所属学会 | 日本整形外科学会 会員 中部整形外科災害外科学会 会員 |
資格 | - |
モットー | 若輩の身ではありますが、皆様の力になれるよう日々尽力いたしますので、どうぞ何卒よろしくお願い申し上げます。 |
医師 | 柳川 龍之介(やながわ りゅうのすけ) |
略歴 | 石川県立七尾高等学校卒業 金沢大学医薬保健学域医学類卒業 |
研修歴 | |
所属学会 | 日本整形外科学会 |
資格 | |
モットー | 患者さん一人ひとりに寄り添い、丁寧な診療を心がけます。 |
受診される患者様とは
整形外科には、どのような患者さんが訪れるのでしょう?
痛みがある
急性外傷疾患 | 骨折、打撲、捻挫、切り傷、擦り傷、など |
慢性変性疾患 | 膝痛、腰痛、肩痛、首の痛み、腕の痛み、など |
スポーツ障害 | 膝痛、足痛、腰痛、肩痛、肘痛、腱鞘炎など |
感染症 | 陥入爪、ひょう疽、爪側炎、骨髄炎、関節炎、など |
骨粗鬆症 | 背骨の痛み、背骨が曲がる、など |
※ 整形外科では診ない痛み:歯の痛み、頭の痛み、顔面の痛み
シビレがある
手や腕がシビレる、足やふくらはぎがシビレる、手も足もシビレる、など
※ 整形外科では診ないシビレ:顔がシビレる、舌がシビレる
変形がある
先天異常、膝のO脚変形、肘の変形、指が曲がっている、外反母趾など
※整形外科では診ない変形:顔面の変形
動きが悪い
膝が曲がらない、肩が上がらない、肘が曲がらない、手を握れない、など
※ 整形外科では診ない動きの悪さ:頭の巡りが悪い
整形外科は、「運動器」の病気や怪我を診る科です。手術のみならず、保存的な治療(薬、注射、リハビリ)を扱います。手術を勧める場合には、現在の状況よりも確実に良くなると考えられる場合か、手術をしないと悪化していくことが考えられる場合です。 |