薬剤部
薬剤部の紹介
顔の見える薬剤師でありたい
私たち薬剤部一同は“顔の見える薬剤師”を合言葉に患者さまに愛される薬剤師を目指します。顔の見える薬剤師でありたい
当院は厚生労働省の方策にしたがって、医薬分業の推進と後発医薬品(ジェネリック医薬品)の普及を進めています。外来患者さまへは原則として院外処方せんの発行と後発医薬品変更を積極的に実施しております。患者さまのご理解とご協力をお願いいたします。
私たち病院薬剤師は入院患者さまへのお薬の説明や、入院時に他院から処方されたお薬との飲み合わせ(相互作用や併用禁忌等)を確認して安心・安全な服薬ができるよう協力しています。
2018年9月1日より、「院外処方箋における事前合意プロトコルについて」の運用が開始されています。合意が結ばれた薬局の一覧と合意内容はこちらになります。
院外処方箋における事前合意プロトコルについて
合意締結薬局一覧
院外処方箋に記載されている検査値の基準値
がん化学療法レジメン
スタッフ紹介
薬剤師 27名 薬剤助手1名 (2023.4現在)
日本薬剤師研修センター 認定実務実習薬剤師 |
5名 |
日本薬剤師研修センター 認定薬剤師 |
1名 |
日本医療薬学会 医療薬学専門薬剤師 |
1名 |
日本医療薬学会 がん指導薬剤師 |
1名 |
日本病院薬剤師会 感染制御認定薬剤師 |
1名 |
日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師 |
4名 |
日本化学療法学会 抗菌化学療法認定薬剤師 |
2名 |
日本臨床栄養代謝学会 栄養サポートチーム専門療法士 |
2名 |
日本アンチ・ドーピング機構認定 スポーツファーマシスト |
2名 |
日本医療福祉検定協会 医療環境管理士 |
1名 |
日本骨粗鬆症学会 骨粗鬆症マネージャー |
1名 |
第一種衛生管理者 |
1名 |
日本DMAT隊員 |
1名 |
日本救急医学会 ICLSインストラクター |
1名 |
調剤室
内服薬や外用薬の管理をおこない、処方せんをもとに患者さまに薬をお渡しする業務を行っています。患者さまが安心して薬を飲んでいただくために、調剤室では次のようなことがおこなわれています。【1】処方せんの内容(飲み方、量、飲み合わせなど)を確認します。

【2】患者さまが正しくお薬を飲めるようにお薬を入れる袋を作成します。

【3】処方せんをもとに必要なお薬を取り揃えます。


【4】もう一度、処方せんと取り揃えたお薬を確認します。


【5】患者さまに飲み方などを説明し、お薬をお渡します。


かかりつけ薬局や他院のお薬相談コーナーもあります。お薬についてのご不明な点などございましたら、窓口で薬剤師にお声を掛けてください。
注射室
当院で使用している注射薬は約500品目あります。注射室では、これらの在庫管理と必要な注射薬を外来や病棟などに払い出す業務を行っています。ところで・・・・ 痛いから注射はイヤと思われている方は多いのではないでしょうか?しかし、以下のような場合は注射薬を使う必要がありますので、ご協力お願いします。
1、内服が難しい場合 2、すぐに効果を期待したい場合 3、体の中に短い時間でたくさんの薬を入れたい場合 4、体の中に入る薬の量を一定に保ちたい場合 5、内服では薬が体の中に吸収されにくい場合 6、胃や腸で分解され、効果が無くなる薬を使う場合 7、胃や腸に対して強い副作用が考えられる薬を使う場合 |
注射薬が患者さまに投与されるまで
【1】注射せんの内容を確認します。(確認内容は薬と病気の関係、薬の量、薬の使い方、2種類以上の注射薬を混ぜても問題ないか等)
【2】必要な注射薬を取り揃えます。


【3】注射せんの内容と取り揃えられた注射薬が間違いないことを再確認します。確認した注射薬を外来や病棟へ払い出します。


注射薬の在庫および品質管理
無駄な注射薬の在庫を無くし、必要な注射薬が不足しないように、コンピューターを利用して、効率よく注射薬の在庫管理を行っています。また、注射薬は温度、光、湿度に対して不安定なものが多く、その品質確保に十分配慮しています。あわせて、外来や病棟に払い出した注射薬に関しても、十分に品質が保たれるように注意しています。※連用すると個人的、社会的にも大きな弊害をもたらすおそれのある麻薬や向精神薬は「麻薬及び向精神薬取締法」に基づき厳重な管理を行っています。
注射薬は高額で有効期限の短い薬も多く、無駄のない在庫管理は薬剤部の大切な業務の一つとなっています。
製剤室
市販されていないが治療上どうしても必要なお薬をつくる仕事をしています。あわせて、一部の注射薬を患者さまの病状にあわせて無菌的に混ぜ合わせる仕事もしています。患者さまに安心して使っていただくため、つくったお薬には名前や期限の表示などもおこなっています。また、衛生面等にも細かく注意を払っています。


試験検査室
血液中のお薬の量から、患者さまにとって有効で安全に使用できるお薬の量を決める仕事をしています。同じ量のお薬を飲んだ患者さまでも、期待どおり効果が得られる人もいれば、得られない人、逆に効きすぎて副作用で苦しむ人がいることが昔から問題となっていました。最近、数十種類のお薬で、患者さまのさまざまな要因(体格、病気、喫煙、飲酒、他に飲んでいる薬など)がお薬の効き方と密接に関連していることが明らかとなりました。このことから、医療の現場では、お薬がいったいどれだけ体の中(血液の中にあるお薬の量:血中濃度)にあるか調べるようになってきました。
現在、試験検査室では約10種類のお薬について、血中濃度測定の検査結果から、患者さまに最も適したお薬の量の決定を行っています。

医薬品情報管理室
患者さまにお薬を有効かつ安全に使用していただくため、医療スタッフからの様々なお薬に関する問い合わせにお答えしています。あわせて、病院内へお薬に関する重要な情報の伝達も行っています。病院薬剤師の仕事の中でも特に重要な仕事に、入院患者さまへのお薬に関する指導(薬剤管理指導業務)があります。この薬剤管理指導業務の中心的役割も担っています。

■病院内のスタッフへお薬に関する情報を
提供するためのDrug Information News
○薬剤管理指導業務
薬剤師が患者さまのベッドサイドへ伺い、お薬の飲み方、作用、注意点、必要性などをお話し、患者さまが積極的にお薬による治療へ参加できるようにサポートします。また、患者さまとのお話の中で、患者さまの持つお薬に対する不安や疑問を解消できるよう心がけています。さらに、お薬の飲み合わせや副作用なども確認し、より安全で適切な治療が行われるようサポートしています。
お薬に関する疑問・質問などありましたら、お気軽に医薬品情報管理室までお問い合わせ下さい。
薬務室
病院で取り扱うお薬の購入、管理等を行うところです。病院内でのお薬の需要と供給のバランスを考え、病院内の在庫を適切に管理し、患者さまのもとへ確実にお薬がわたるよう努力しています。■ 平成29年4月1日時点での管理は以下の通りです。
内服薬 | 外用薬 | 注射薬 | 合計 |
725品目 | 291品目 | 561品目 | 1577品目 |

