放射線科 |
診療内容・特徴
放射線科は「画像診断」「放射線治療」「核医学」の3部門で構成されており、基本的には部門ごとに専任のスタッフが診療に当たっています。地域医療への対応
地域がん診療連携拠点病院や地域支援病院としての役割を果たすべく、院内の医師のみならず地域医療機関からの画像診断・放射線治療依頼にも対応しています。地域連携行事
各診療科や他病院との合同カンファランスを実施しておりますので、気軽にご参加下さい。外来診察 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | ||
外来担当 | 午前 | - | - | - | 〇 | - |
午後 | 〇 | 〇 | 〇 | - | 〇 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | ||
外来担当 | 午前 | 牧野 | 牧野 | 牧野 | 牧野 | 牧野 |
午後 | 牧野 | 牧野 | (前立腺 小線源治療) |
牧野 | 牧野 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
外来担当 | 当番医 | (休診) | 当番医 | (休診) | 当番医 |
スタッフ紹介 |
担当分野 | 資格 | |
放射線科部長 南 麻紀子 免許取得年 1993年 |
画像診断・IVR | 医学博士 放射線診断専門医 日本医学放射線学会研修指導者 検診マンモグラフィ読影認定医 |
担当分野 | 資格 | |
医長 川井 恵一 免許取得年 1998年 |
画像診断・IVR | 放射線診断専門医 日本医学放射線学会研修指導者 |
担当分野 | 資格 | |
医長 服部 由紀 免許取得年 1999年 |
画像診断・IVR | 医学博士 放射線診断専門医 日本医学放射線学会研修指導者 |
担当分野 | 資格 | |
医師 牧野 美琴 免許取得年 2006年 |
放射線治療 | 放射線治療専門医 日本医学放射線学会研修指導者 放射線取扱主任者 |
担当分野 | 資格 | |
医師 安藝 瑠璃子 免許取得年 2014年 |
画像診断・IVR | 放射線診断専門医 日本医学放射線学会研修指導者 検診マンモグラフィ読影認定医 乳がん検診超音波検査実施医・判定医 |
担当分野 | 資格 | |
非常勤医師 大久保 久子 免許取得年 1991年 |
画像診断 |
画像診断・IVR部門 |
使用機器
CT:64列2台(CANON:AquilionCXL , PHILIPS Brilliance64)
MRI:3T(PHILIPS:Ingenia)、1.5T(SIEMENS:Aera)
血管撮影装置(PHILIPS:AlluraXper ハイブリッド手術室に設置)
超音波診断装置(PHILIPS:EPIQ 5G)
マンモグラフィー(FUJIFILM:AMULET Innovality)
など。
主な対象疾患
全身の基本的な画像診断を対象としていますが、特に循環器・腹部については専門家が常勤しています。
画像診断管理
複数名の放射線診断専門医が常勤しており、被曝管理を含めた画像診断管理に携わっています。主としてCTやMRIの読影レポート作成を行う他、最小限の侵襲で必要な情報を得られるよう検査の最適化に努めています。
注意事項
造影剤を用いた検査を依頼される場合には、予め腎機能を御確認下さい。
アレルギーや体内金属・体内機器などの影響で充分な安全性が確保できないと判断された場合には、ご依頼通りの画像診断が行えない場合がありますのでご容赦下さい。
詳細については中央放射線部のページもご覧下さい。
特殊な検査について
当院では冠動脈の造影CTや心臓のMRI検査・MRI対応ペースメーカー埋込後のMRI検査も施行していますが、循環器内科での管理が前提となるため院内向けのみとしています。これらの検査が必要な場合には循環器内科に御紹介下さい。
核医学部門 |
・現在常勤の医師は配置されておらず、金沢大学核医学科から週3回(月・水・金曜日の午前中)派遣される医師が検査を担当します。 ・病診連携では脳血流シンチ(ECD)やダットスキャン、心筋交感神経(MIBG)、骨シンチなどの検査を多く行っています。 ・その他の検査に関しては地域医療連携室にお問い合わせ下さい。 |
画像集 |
金沢医療センターでは、平成18年1月に2台目の2台カメラ可変角度式SPECT装置を導入しました。心筋SPECT、全身ガリュームSPECTの画像が非常に良好になったと感じています。
狭心症:
心電図同期法を用いた造影CTにて、左冠動脈前下行枝に2カ所の強い狭窄が描出されている。
後のカテーテル検査にて同部の狭窄が証明された。
腸閉塞:
ダイナミック造影CTにて、造影効果に乏しい一群の腸管が腹部右側に描出されている。
血流障害を伴った絞扼性腸閉塞の状態である事が示唆され、緊急手術となった。
脳動脈瘤:
造影剤を用いないMRI(タイムオブフライト法MRA)で指摘された左中大脳動脈分岐部の動脈瘤。
精密検査としての造影剤を用いた3D-CTでも同様に動脈瘤が見えている。
ガリューム全身SPECT:
▲悪性リンパの症例
腹部腫瘤以外に左の鎖骨上窩の病変が発見された
ガリューム全身SPECT:
▲食道癌の症例
ガリューム全身SPECT:
▲不明熱の症例
左肺尖の膿瘍であった
心電図同期心筋SPECT QGS Ver Ⅳ :
▲正常症例
左室の壁運動
放射線治療部門 |
放射線治療担当医から一言 放射線治療は“切らずに治す”、“形が残る”、“体にやさしい”治療法です。安心して治療をうけていただけるように、時間をかけて分かりやすく説明いたします。治療担当技師や看護師と協力して安心・安全をモットーに放射線治療を行っています。 いつでもご相談をお受けしています。 |
放射線治療室専任看護師から一言 癌の治療法として放射線治療は手術療法や化学療法とともに3本の大きな柱の1つとなっています。放射線治療は臓器の形や働きを保ちながら、がんの治療をすることが出来る大きな利点があり、がんを完治させる根治治療からがんによる苦痛の緩和まで、がん治療の幅広い分野で活用されています。また、放射線治療の特徴の1つとして短い時間で治療が出来るため、外来での通院が可能です。働きながら、家事をしながら治療が出来る体に優しい治療です。 看護師として毎日治療に立ち合い、患者さんが安全・安楽に治療が終了できるようにお手伝いさせていただきます。また、治療において起こりうる症状について説明したり、その症状に対しての予防や対応策を患者さんに応じてアドバイスさせていただきます。ご質問やご意見など何かあればいつでもお声がけください。 |