皮膚科



  皮膚科

部長紹介

稲沖 真
部長
稲沖 真
氏名 職名 専門分野 外来日
稲沖 真 部長 乾癬 水庖症 月・火・水・木


診療内容・特徴

皮膚科全般の診療を行っています。乾癬の治療を重点的に行っており,他施設にはほとんどない入浴後の紫外線治療(バスPUVA療法)を行う設備を有しています。それ以外の紫外線療法(ナローバンドUVB療法),外用療法,免疫抑制療法も組み合わせて多数例の診療を行っています。そのため木曜午後には乾癬専門外来を設けています。また,当科では帯状疱疹や蜂窩織炎などの感染症,中毒疹,腫瘍,水疱症,皮膚潰瘍などの入院患者が多い傾向にあります。感染症など直ちに治療を開始すべき疾患についてはなるべく受診当日に入院していただいています。皮膚腫瘍患者については,受診時に入院あるいは外来手術の予約を決めて行っています。


主な対象疾患

湿疹・皮膚炎,中毒疹・薬疹,乾癬,水疱症,膠原病,皮膚潰瘍,感染症(細菌,真菌,ウイルス),皮膚腫瘍など皮膚疾患全般について診療しています。ただし,当院では自由診療が制限されていることもあり,あざのレーザー治療,美容皮膚科,男性型脱毛症の治療などは行っておりません。
令和7年からUVBレーザー治療を導入し、なおりにくい乾癬や白斑の治療も行います。

地域連携への取り組み、姿勢

紹介いただいた患者さんについては,皮膚生検や血液検査を含めて診断確定に努め,紹介元の先生に原因および治療中の疾患や薬物との関連について報告するよう心がけています。重症患者については入院治療を行い,その経過報告を行うとともに逆紹介も積極的に行っています。


地域連携行事

毎月第3木曜日に石川県皮膚科臨床組織検討会を開催しています。県内の開業医と勤務医が症例を持ち寄って診断と治療について検討する会で,診療上の問題解決および診療技術の向上に寄与しています。

乾癬患者の交流会である北陸乾癬友の会の事務局は令和7年から金沢大学附属病院皮膚科に移転します。
  皮膚科の紹介

しっしんから皮膚がんまで

皮膚に現れるすべての病気を担当する科です。

皮膚病と言っても、「しっしん」や「にきび」から「いぼ」、「水虫」、「アトピー性皮膚炎」、そして「皮膚ガン」までその重症度は幅広いのですが、それらをすべてを診察しております。
皮膚に何か気になることがあったら、また、皮膚に痒みなどを感じられましたら、気軽に受診して下さい。
  外来診察

 
初診/再診 西島 西島 稲沖 稲沖 稲沖
再診 髙山 稲沖 西島 髙山 髙山
再診 佐藤 髙山 佐藤 佐藤 佐藤

■ 乾癬外来:木曜日(13:30~15:30 要予約)
フットケア外来:第2火曜日(15:30-17:00)要予約
  スタッフ紹介

役職 氏名 資格等
部長 稲沖 真 皮膚科専門医
教育研修部長 西島 千博 皮膚科専門医

代表的な手術や治療件数


2024年度における入院患者数は163名で,主な疾患は蜂巣炎48名,帯状疱疹44名,皮膚潰瘍・熱傷15名,薬疹・中毒疹9名,水疱症7名,皮膚腫瘍6名,蕁麻疹4名などであった。
 2024年度の皮膚腫瘍手術44例(皮膚がん15例,良性腫瘍29例),皮膚生検151例であった。

  北陸乾癬友の会

【事務局】 令和7年から金沢大学附属病院皮膚科に移転します。
  乾癬外来

【診察時間】
毎週木曜日午後(13:30~15:30 要予約)


乾癬は、多くは長い付き合いを必要とする皮膚病で、困っている方が大勢おられます。原因はまだ不明ですが、治療法は紫外線療法などを含め、年々進歩しています。当科では紫外線照射装置に加え入浴設備を設け、Bath-PUVA療法が行えるようになりました。(PUVA療法は時間がかかりますので、一般外来、専門外来以外の時間に行うこともあります)

2006年6月から、乾癬外来を設けております。
どうぞご利用下さい。

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