泌尿器科



  泌尿器科

部長紹介

氏名 職名 専門分野 外来日
三輪 聰太郎 部長 泌尿器癌一般 月・火・木・金


診療内容・特徴

当科はあらゆる泌尿器科疾患に対応していますが、特に以下のような特徴があります。



1.前立腺がんの診断と治療

前立腺がんの早期発見に努め、すこやか検診では市内随一の実績あげています。また近隣の開業医からPSAの上昇を指摘され紹介される症例が増加し早期がんの症例数が増加しています。その大部分において小線源治療が行われ、手術を回避して摘出術と同等な治療実績をあげています。進行がんについてはホルモン療法、抗癌化学療法、緩和医療を含めた集学的治療を行っています。



2.尿路結石に対する治療  

病態に応じて体外衝撃波結石破砕術、経尿道的あるいは経皮的内視鏡下尿路結石砕石術を最新のレーザー破砕装置を導入し行っております。




主な対象疾患

◎尿路性器悪性腫瘍 ◎前立腺肥大症 ◎過活動膀胱 ◎尿路結石 ◎尿路感染症



代表的な手術や治療件数

■年間手術件数(近年における平均件数)(年間230例(小線源治療を含む))






地域連携への取り組み・行事

尿閉、尿管結石の疝痛発作、精巣捻転など緊急を要する病態に対しては即時対応しております。また前立腺癌すこやか検診においては、越田院長は検診精度管理委員を勤めており、リーダー的存在として活躍しております。県内でいち早く小線源治療を導入し、県内外の病院から治療の依頼を受けております。
≪行事≫がん診療部診療検討会(ISARC)
毎月第2・最終金曜日

  泌尿器科の紹介



泌尿器科では、主に尿路性器悪性腫瘍、前立腺肥大症、過活動膀胱、尿路結石、尿路感染症などの治療をおこなっています。

なお、特殊外来として1ヶ月に1回、月曜日の午後にストーマ外来を行っています。ストーマを良好な状態で管理することを目的に専門家が対応します。現在ストーマを有する方であれば当院でストーマの手術を受けていない方でも受診可能です。ストーマで何かお困りの方、一度泌尿器科外来へお電話下さい。










 
一診 山本(篤) 浦田 浦田 浦田 浦田
二診 三輪 三輪 山本(篤) 三輪 三輪
三診 (手術日) 山本(篤) (三輪) 山本(篤) (手術日)

外来は月曜日から金曜日まで午前8:30から原則として午前中、毎日診療を行っています.ただし急患については午後も対応いたします。

月、水、金の午後は手術日です。火、木の午後は検査日です。

特殊外来として毎月一回、月曜日の午後にストーマ外来を行っています。ストーマを良好な状態で管理することを目的に専門家が対応します。現在ストーマを有する方であれば当院でストーマの手術を受けていない方でも受診可能です。ストーマで何かお困りの方、一度泌尿器科外来へお電話下さい。(泌尿器ストーマ外来:第3月曜日 13:30 ~ 要予約)


金沢医療センター 泌尿器科 電話 076-262-4161 内線 2130
  スタッフ紹介

部長 三輪 聰太郎(みわ そうたろう)
資格 日本泌尿器科学会認定 専門医、指導医
泌尿器腹腔鏡技術認定医
日本内視鏡外科学会技術認定医(泌尿器科)
経 歴 1998年 三重大学医学部卒業
2005年 金沢大学大学院医学系研究科修了
1998~1999年 金沢大学医学部
1999~2000年 厚生連高岡病院
2000年 金沢大学医学部
2000~2001年 長野赤十字病院
2001~2002年 小松市民病院
2002~2004年 金沢大学大学院医学系研究科
2004~2005年 田谷泌尿器科医院
2005~2008年 福井県済生会病院
2008~2012年 金沢大学付属病院 助教
2012年~   現職
所属学会 日本泌尿器科学会
日本癌治療学会
日本癌学会
日本泌尿器内視鏡学会
得意とする領域 泌尿器科癌一般

医 師 浦田 聡子
資格  
経 歴  
所属学会  
得意とする領域  

医 師 山本 篤
資格  
経 歴  
所属学会  
得意とする領域  
  主な疾患に対する治療
■前立腺癌
すこやか検診で腫瘍マーカー(PSA)が上昇し、精密検査が必要な方に対する2次検診施設として実績をあげています。前立腺癌の早期発見を目標に超音波所見、触診所見、PSA値から、癌の疑いのある症例には積極的に前立腺針生検を行っております。そのうち早期癌と判断される症例が大部分であり、検診のがん早期発見の目的に沿う結果が得られつつあります。治療法として平成19年3月から小線源治療を導入しました。これは早期癌に対して開腹手術を行わずに根治的治療効果が得られる放射線治療の一種です。
令和元年12月末現在、これまで556例の治療実績を上げています。



■前立腺肥大症
超音波検査、尿流量検査、膀胱内圧検査を行い、排尿状態を十分に把握した後、薬物療法、手術療法など、患者さんの希望を入れて治療方針を決めています。年間15例程度の内視鏡手術を行っています。


■膀胱腫瘍
内視鏡手術を年間約50例施行しており再発率が高い膀胱癌に対してはBCG膀胱内注入療法や抗癌剤膀胱内注入療法を積極的に行って再発抑制効果をあげています。
進行癌に対しては、膀胱全摘除術や化学療法を行っています。


■副腎・腎腫瘍
手術は基本的に腹腔鏡手術で対応しております。従来の開放手術に比べ、傷が小さく低侵襲であり、入院期間の短縮を図っています。
また小径腎癌に対しては約7cmの傷で腎部分切除を行っております。


■過活動膀胱
抗コリン剤やアドレナリンβ3受容体作動薬を主体とした薬物療法を行っています。


■尿路結石
腎・尿管結石に対しては、経尿道的砕石術、体外衝撃波砕石術、経皮的砕石術を行い、90%以上の症例において排石を見ています。体外衝撃波は1日の入院で、経尿道的砕石術や経皮的砕石術は数日の入院で対応しています。



■尿路感染症
急性膀胱炎は外来で内服による治療を行っています。
急性腎盂腎炎、急性前立腺炎など発熱を伴う感染症は入院治療を行っています。
小線源治療

TOP