緩和ケアチーム・緩和ケア外来


  緩和ケア内科


スタッフ紹介

緩和ケア専従医/緩和ケア内科医長
小室龍太郎
専門分野 緩和医療、精神腫瘍学
資格 日本緩和医療学会認定医
    日本サイコオンコロジー学会登録精神腫瘍医
    当院は日本緩和医療学会認定研修施設です。




緩和ケア外来診察日

初診、再診は月曜から金曜日 完全紹介予約制です。
担当医:小室
受診希望に関する詳細は「がん相談支援センター」または「地域連携室」で承っております。お手数ですが紹介状の作成と予約をお願いいたします。



特徴

平成28年4月から緩和ケア内科を標榜させていただいています。これまでの「緩和ケア外来」は「緩和ケア内科」にて診療いたします。緩和ケア内科では緩和ケアチームでチーム医療を行っています。がん化学療法看護認定看護師、薬剤師、医療ソーシャルワーカー、管理栄養士、身体症状担当医、精神腫瘍医が活動し、身体的苦痛はもとより全人的苦痛の緩和に努めています。緩和ケア専従医が配置され緩和ケア診療加算、個別栄養食事管理加算、外来緩和ケア管理料を算定しています。緩和ケア内科の外来診療では自宅で療養される患者さんへの貢献を模索中です。緩和ケア内科標榜に伴い外来初診受付を月曜日から金曜日まで拡大いたしました。在宅緩和ケアを行われる中でオピオイドや鎮痛補助薬の調整、せん妄、不安、抑うつなどへの対応等ございましたらご相談いただけますと幸いです。




地域連携への取り組み

がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会
がん診療連携拠点病院に義務付けられている上記の研修会が、石川県でも平成20年から始まっています。当院では計13回開催されました。平成30年度から緩和ケア研修会開催指針が変更になりe-learningを修了した医師・歯科医師および医療スタッフが集合研修を受講することとなりました。新指針による緩和ケア研修会について詳しくは厚生労働省がん等の診療に携わる医師等に対する緩和ケア研修会e-learningをご覧ください。令和5年度の日程は12月3日(日曜日)です。詳細に関してはこちら(https://kanazawa.hosp.go.jp/service/gan/index.html)からご確認ください。



  サイコオンコロジー

「がん医療に携わる医師に対するコミュニケーション技術研修会とは・・」
 がんの診断、再発、抗がん治療の中止などの「悪い知らせ」を伝えられることは、患者さん、ご家族にとって衝撃的な出来事であり、その後の日常生活やストレス、場合によっては治療選択を誤らせるほど影響が大きいことが知られています。また同時に「悪い知らせ」を伝える側の医療者にとっても苦痛を伴います。がん対策基本法の基本理念として、「がん患者の置かれている状況に応じ、本人の意向を十分尊重してがんの治療方法等が選択されるようがん医療を提供する体制の整備がなされること」が掲げられ、がん医療に携わる医師に対するコミュニケーショ ン技術研修会( http://www.share-cst.jp/ 日本サイコオンコロジー学会主催・日本緩和医療学会共催)がこれまで厚生労働省委託事業および各施設での個別開催として全国各地で行われています
 当院では平成20年より医師を対象に、この研修会を定期的に開催し、患者さんやご家族が、少しでも病気を受け止めやすくなるように、少しでもストレスなく病気と向き合えるようにお手伝いしております。

★院内コミュニケーション技術研修会
第1回 平成20年5月
第2回 平成20年9月
第3回 平成21年3月
第4回 平成22年3月
第5回 平成23年3月
第6回 平成24年3月
第7回 平成24年8月
第8回 平成25年9月
第9回 平成27年1月
第10回 平成28年2月
第11回 令和5年3月
合計48名の医師が受講しました。

【関連リンク】
日本サイコオンコロジー学会(JPOS)

  日本緩和医療学会認定医・専門医研修

緩和ケア内科 専門医・認定医研修について

当院は2020年4月1日から日本緩和医療学会認定研修施設になりました。
研修指導担当者は緩和ケア専従医の小室龍太郎(日本緩和医療学会認定医、研修指導者講習会受講者)です。
日本緩和医療学会の認定医あるいは専門医取得を目指す医師を募集します。当院は緩和ケア病棟はありませんが、緩和ケアチーム活動を母体に、希望に応じて地域の緩和ケア病棟・在宅緩和ケアでも研修できるよう検討しています。
プログラムの詳細については当院緩和ケア内科小室 komuro.ryutaro.wc@mail.hosp.go.jp までご相談ください。
募集要項についてはこちらをご覧ください。

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