耳鼻いんこう科


  耳鼻いんこう科

部長紹介

氏名 脇坂 尚宏
職名 部長
専門分野 耳鼻咽喉科一般・頭頸部腫瘍
資格など 耳鼻咽喉科専門医・指導医、頭頸部がん専門医・指導医、がん治療認定医
アピール 耳鼻咽喉科の幅広い疾患を丁寧に診ていきます
   
氏名 青木 蓉子
職名 医師
専門分野 耳鼻咽喉科一般
資格など 日本耳鼻咽喉科学会専門医
アピール 日々の診療に誠意を持って向き合いたいと思っております。
   
氏名 廣瀬 みずき
職名 医師
専門分野 小児難聴
資格など 日本耳鼻咽喉科学会専門医、日本耳鼻咽喉科学会、補聴器相談医、日本耳鼻咽喉科学会、石川県補聴器キーパーソン
アピール 木曜のみの外来で、他の曜日は自分のクリニックで勤務しています。乳幼児、お子さんの難聴をライフワークとして取り組んでいます。


診療内容・特徴

耳鼻咽喉科全般を取り扱っています。
1)突発性難聴にはプレドニン60mg+プロスタグランディンE1治療を採用しております。糖尿病など合併症を有する方には入院で血糖などをコントロールしながら治療しています。
2)新生児難聴の診断に有用なASSR(聴性定常反応検査)が平成20年1月から稼働しています。生後1か月目からASSR検査をおこないます。1か月目に電話予約いただくと、初診日に検査が可能です。おこさんの自然睡眠をまって検査しますので、2時間ほどかかります。予約なしで検査するのは難しいのでご了承ください。
3)メニエール病重症例(従来の治療を8週間おこなってもめまい発作を繰り返し外科的治療が考慮されるもの)には中耳加圧治療を開始しています。
4)良性発作性頭位めまいには診断の上、必用なら理学療法を行っています。
5)副鼻腔内視鏡手術にはナビゲータを使用し副損傷のない手術を目指しています。
6)頭頸部腫瘍の手術療法など他の診療科と連携して行っています。

主な対象疾患

めまい(メニエール病、良性発作性頭位めまいなど)。突発性難聴、新生児難聴、顔面神経麻痺。中耳炎(滲出性、慢性、真珠腫性)、慢性副鼻腔炎、扁桃炎、声帯ポリープ、頭頸部癌、甲状腺腫瘍、耳下腺顎下腺腫瘍。嚥下障害など。


代表的な手術や治療件数

2019年1月~12月
鼓膜チューブ留置 45側、抜去32側
鼓膜形成、鼓室形成 6側
副鼻腔内視鏡手術 28側
鼻骨骨折 5例
下鼻甲介手術 8側
鼻中隔手術 3例
口蓋扁桃摘出術 26例
アデノイド切除術 7例
喉頭微細手術 14例
頚部リンパ節生検 14例
頚部郭清術(単独) 3例
耳下腺腫瘍摘出 4例
顎下腺摘出術 2例
甲状腺腫瘍摘出術 6例
気管切開術 4例
など 197例、233側の手術を行いました。


最近の学会発表

2019年11月 第73回国立病院総合医学会で発表した成果を紹介いたします。本院の広報誌戸室石で紹介したものを再掲いたします。
戸室石だよりvol.78より

新生児聴覚スクリーニング結果等




地域連携への取り組み、姿勢

めまいの検査結果、診断は、温度刺激検査など定量的評価と詳細な報告書を地域の診療所に報告しています。新生児聴覚スクリーング後の精密検査は、あらかじめFaxなどでご予約下さい。


  耳鼻いんこう科の紹介



主に耳、鼻、のどの疾患を治療しています。
また、次のような疾患・症状がある時もご相談下さい。

めまい
ぐるぐる回る、真直ぐ歩けない など。 耳からのめまいかどうかに関わらず、診断を行っています。 耳からのめまいでない時は、速やかに、関係診療科にご紹介致します。

難聴(聞こえにくい)
急に(1,2日間で)聞こえにくくなった場合には、突発性難聴の可能性があります。早く治療を開始すると、より良く直ります。大量ステロイド療法で、よい結果が得られています。

アレルギー性鼻炎
鼻閉が良くならない方には、レーザー手術を含め鼻内の手術療法も行っています。

副鼻腔炎
内服療法でも良くならない場合は、内視鏡下手術を行っています。

咽頭痛
1,2日、薬をのんでも、(痛くて)食事ができない、話しにくいという場合は、 早めに受診して下さい。 扁桃の周囲に膿がたまっている場合があります。呼吸がしにくくなる前に切開排膿が必要です。

こえがれ
2週間以上声がかれている方は、是非喉頭癌などの検診が必要です。ファイバースコープ検査は、その場で(30秒ほどで)行うことができます。


言語外来:乳幼児のことばの遅れや異常、失語症などの評価、訓練を行っています。
補聴器外来:
睡眠時無呼吸症候群の検査:
嚥下障害の評価とリハビリ:
  外来診察

■受け付け時間/火曜日及び木曜日 午前8時30分から11時30分まで
            ※月・水・金は11時まで受け付け、診療開始は9時からです。

 
一診 脇坂 脇坂 脇坂 脇坂 脇坂
二診 青木 青木 青木 青木 青木
三診 (手術日)   (手術日) 廣瀬 (手術日)
■月・水・金曜日/手術日
■診療等のお問い合わせは、13:00~15:30の間にお願いいたします。

  スタッフ紹介

氏名 脇坂 尚宏(わきさか なおひろ)
専門分野 耳鼻咽喉科一般・頭頸部腫瘍
資格など 耳鼻咽喉科専門医・指導医
頭頸部がん専門医・指導医
がん治療認定医
アピール 耳鼻咽喉科の幅広い疾患を丁寧に診ていきます

氏名 青木 蓉子(あおき ようこ)
専門分野 耳鼻咽喉科一般
資格など 日本耳鼻咽喉科学会専門医
アピール 日々の診療に誠意を持って向き合いたいと思っております。

氏名 廣瀬 みずき(ひろせ みずき)
専門分野 小児難聴
資格など 日本耳鼻咽喉科学会専門医
日本耳鼻咽喉科学会 補聴器相談医
日本耳鼻咽喉科学会 石川県補聴器キーパーソン
アピール 木曜のみの外来で、他の曜日は自分のクリニックで勤務しています。乳幼児、お子さんの難聴をライフワークとして取り組んでいます。

言語聴覚士 宗石 順子(むねいし じゅんこ)
資格など 認定言語聴覚士(聴覚障害領域)
NST専門療法士(日本臨床栄養代謝学会認定)
アピール 主に小児の聴力検査、小児~成人の言語聴覚療法・摂食機能療法を担当しています。一期一会を大切に、支援させていただきます。

言語聴覚士 清水 聡子(しみず さとこ)
資格など 認定言語聴覚士(聴覚障害領域)
石川県言語聴覚士会理事
アピール 新生児聴覚スクリーニング後の精密聴力検査を含む小児全般の聴力検査、小児・成人の言語聴覚療法、摂食機能療法を担当しています。ご本人とご家族の思いにお応えできるよう一緒に進んでいきたいと思います。

言語聴覚士 酒野 千枝(さかの ちえ)
アピール 主に成人の言語・高次脳機能・構音・摂食嚥下障害のリハビリを担当しています。当院に勤めて8年目となります。少しでも患者さんのQOL改善につながる関わりができるよう、日々の臨床に取り組んでいます。

言語聴覚士 千羽 真央(せんば まお)
アピール 小児~成人の言語聴覚療法・摂食機能療法を担当しています。子どもから成人まで、一人一人の可能性を広げる支援ができたら幸いです。

月~金 午後 言語聴覚士による言語外来は予約制です
午前中の耳鼻咽喉科医師による診察が必要です。紹介状があっても初回に言語治療は原則としてできません。診察と同日は空きがある場合のみ対応可能です。
問い合わせは15時までに耳鼻科外来までお問い合わせください。
  ASSR(聴性定常反応検査)

当院耳鼻咽喉科では、平成12年から新生児聴覚スクリーニング後の精密検査を行っています。特に県内初の、新しい聞こえの検査であるASSR(聴性定常反応検査)を導入し、精度の高い検査を実施しています。

聴性定常反応検査(ASSR)
平成21年3月~平成22年3月実施人数(計166名)



聴性定常反応検査(ASSR)

当院では平成20年1月より県内で初めてASSR(聴性定常反応検査)が稼動しております。ASSRは、音に対する脳波の反応を測定し、中低音の聴力も精密に測定できることが特徴です。したがって、補聴器装用が必要なお子様に、どの程度の増幅が必要なのかを他覚的に知ることができます。詳しくは耳鼻咽喉科医までご相談ください。
※思春期のお子様に見られる心因性難聴の診断にも有用です。



当院は新生児聴覚スクリーニング後の精密聴力検査機関です
(日本耳鼻咽喉科学会指定)

~リファー(要再検査)となったお子様の検査をきこえの検査を実施しています~

耳鼻科医師診察後、言語聴覚士による聴覚言語発達リストやBOA・CORなどの聴性行動反応観察の他、ASSR(聴性定常反応)・ABR(聴性脳幹反応)を行っています。特にASSRは県内で初めて導入されました。ABRでは分からない周波数別の聴力を推定できますので、補聴器の必要な方には、適切かつ他覚的に調整が可能です。

TOP