■ふるえ外来（金曜日、午前中）

病気のふるえと、病気でないふるえ たくさんの人前であいさつをする時や、怖いめにあった時ふるえるのはあたりまですよね ふるえには、病気の場合と、そうでない場合があります。 まず、ふるえの原因をはっきりさせることが大切です。

■主なふるえの原因

疾　患　名	症　　　　　　状
パーキンソン病	多くは、片方の手や足が、何もしていないときにふるえます。動作が鈍くなったり、体が硬くなったりします。脳の中のドーパミンという物質が不足するためです。
本態性振戦	原因不明ですが、両手が細かくふるえます。お箸を持ったときや、お酌の時などがわかりやすいですね。
甲状腺異常	甲状腺ホルモンが多すぎると、両手に細かいふるえが出ます。暑がり、動悸、いくら食べても太らない、目が大きくなる、などの症状も見られます。
ミオクローヌス	肝不全や腎不全の方に見られます。手足や体が不規則にぴくっと動きます。正常の人でも、寝入りばなにぴくっとなりますよね。それと同じものです。