扱う主な疾患 |
■骨粗鬆症 |
骨粗鬆症とは、骨が脆く骨折しやすくなる病気です。特に背骨や股関節の骨折を生じると、介護が必要になり死亡率が上昇することが報告されています。骨粗鬆症は閉経後の女性に多く発症し、日本全体では約1300万人が罹患していますが、薬物治療を行っている患者さんはわずか2割しかいないというのが現状です。介護の必要がない健康な状態で長生きするためには、骨を丈夫にして転倒による骨折を予防することが大切です。当院では、医師、看護師、理学療法士、栄養士、薬剤師、歯科医師がチームとなって、多職種で骨粗鬆症治療に介入し、適切な治療が継続できるようにチーム医療(骨粗鬆症リエゾンサービス)を行っております。骨折の既往歴がある方、骨密度が心配な方は、骨密度を一度測定することをお勧めします。詳しくは、整形外科外来で、おたずねください。