悪性リンパ腫、急性白血病、骨髄異形成症候群などの血液疾患患者さんが入院され、主に化学療法による治療を行っています。一般病棟に無菌病室(4床)を併設しています。
私たちは、感染予防が生命予後にも影響することを常に念頭に置き、歯科医師や歯科衛生士とともに口腔内のケアについても積極的に取り組んでいます。また、治療過程で食欲が低下した場合は、栄養部と連携し食べやすい食事への取り組みも行っています。
患者さんが生活の質を落とさず治療に専念できるよう、ご家族も含め援助しています。
脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、慢性硬膜下血腫、脳腫瘍、痙攣、頭部外傷などの患者さんが入院されます。
手術後から早期リハビリテーションを行い、社会復帰に向けた援助を行っています。また、医師・看護師・コメディカルなど他職種での総回診を行い、全スタッフが患者さんの病態やADL(日常生活自立度)、リハビリの進行状況を把握し、地域連携パスを用いて回復期リハビリ病院等との連携も行っています。
また脳血管障害のリスクファクターである高血圧・糖尿病・高脂血症などの生活習慣病に対して、栄養指導等を行い生活習慣の改善にも取り組んでいます。
おもに全身麻酔下で手術を受けられる方、脳卒中の方、緊急透析・人工呼吸器が必要な方などの全身管理が必要な患者さんが入室されます。フロア内に24時間看護師がおり、綿密な観察を行い、迅速に対応しています。また、刻々と変化する状況に対応するために必要な幅広い知識と技術を習得するため、毎月勉強会を開催し、院外研修にも積極的に参加しています。他にも、精神的負荷がかかった患者さんやご家族へのメンタルケアにも重点を置き、心に寄り添った看護が提供できるよう努めています。
手術等の予定入室の方には、少しでも安心して入室してもらえるよう術前訪問を行っています。さらに退室された方にも、術後訪問を行って自分達の看護を振り返り、より良い看護を提供できるように努力しています。