「やさしい笑顔と思いやり」をモットーに患者さん1人1人の回復力に対し、きめ細かな観察と、援助を行っています。また、患者さんの退院後のより良いライフスタイルを目指す看護に力を注いでいます。

病棟はおもに消化器外科であり、泌尿器科、呼吸器外科の混合となっています。疾患としては悪性疾患が多くを占め、周手術期看護を中心とし、患者の速やかな回復を支援するとともに緊急手術や患者さんの急激な変化にも対応できるように努めています。また、化学療法や放射線療法、ターミナル期の看護、癌性疼痛やストーマケアなど退院後の生活を含めた様々な治療、緩和に対してのケアを行っています。令和2年度から消化器内科と歯科口腔外科が加わり、内視鏡検査等の日帰り、1泊入院が増えています。
近年、高齢者の手術件数も増え、術後せん妄のケアや転倒転落事故の防止、退院支援に力を注いでいます。患者層が様々であり、医師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、メディカルソーシャルワーカー、緩和ケアチーム、皮膚排泄ケアチーム、外来治療センター、退院支援ナースなどチーム医療で患者さんと関わり、各ステージにおける患者さんのQOLの向上を目指しています。